2015年03月10日

ナチュラルウッドのすすめ。


みなさん、こんにちは!

 札幌の雪も大分減ってきて、春も間近な今日この頃。
冬の仕事である排雪サービスも終盤を迎えております。


 今日は、『ナチュラルウッドのすすめ』と題して、天然木のエクステリア製品についてお話いしたいと思います。
最近は天然木に樹脂などを混ぜた、『人工木材』やアルミ製の形材に木風のラッピングを施した製品が増えてきております。
弊社でも、もちろん色々な素材の木製品を取り扱っております。

フェンスの場合はアルミ製やスチール製の製品も元々出回っております。
時代的にもローメンテナンスの風潮が高まってきており、天然木は2〜3年に一度は再塗装が必要になりますので、
そういう意味では『なぜ、今なの?』と思っている方も多いと思いますが、実際に提供している我々もこういった製品が出だしたときは
『これからは人工木やアルミラッピングの時代になるな』と思っておりました。

それから10年ちょっとが経ち、フェンスやデッキ、カーポートの経過を見ているうちに、『ナチュラルウッド』がまんざらでもない、
それどころか、考え方によってはそれ以上の場合もあると考えるようになりました。それはなぜか?


ナチュラルウッド(SPF材など)は『応力』が優れている。

北海道や雪の多い地域でフェンスやカーポート等の強度を考える際には雪に強いか?というのが大きいと思います。
ナチュラルウッドは応力に優れており、重たい雪が乗っかって、しなったりしますが、雪がなくなると元に戻る性質があります。
アルミやスチールにはこの『戻る』という応力はほとんどありませんので、柱の数を増やして対応しますがやはり後々に曲りが出たりするケースは少ないですがたまに見受けられます。
 また、ナチュラルウッドの性質としてもう一つ優れている点があります。それは『雪で圧迫されにくい。』という点です。
よく冬の雪が積もったフェンスやデッキを見ていると、雪と製品の間に若干の『隙間』が生じていて、圧迫を防いでいます。(1〜2cm)
その若干の隙間で空気を循環しつつ雪で保温にもなる。これはナチュラルウッドが持つ性質の中でも大きいと思います。

IMG_0190.JPG

 こうした、優れた性質を持つ『ナチュラルウッド』ですが、きちんとした造り方を知らずして作ってしまうと、すぐに壊れたり腐りやすくなったりします。きちんとした造り方についての基本は
・材質での保護
・工法での保護
・仕上での保護
この3つのバランスがとても重要です。

IMG_0191.JPG

 また、どうしてもナチュラルウッドの場合は『メンテナンス』がついて回ってきます。ご依頼いただいても良いのですが、出来ればお客様ご自身で行った方が費用もお安く済みますし、点検にもなります。周期は2〜3年に一度をお勧めしております。
例えば、ウッドデッキを例に挙げた場合、6帖程度のウッドデッキで床と幕板を塗りなおす場合にかかる時間と費用は
大人一人で2時間程度、塗り直しに掛かる木材保護塗料は2リットル程度で塗料代5,000円ほどです。
(これはお客様ご自身で行った場合を想定しております。ご依頼いただいた場合は2〜3万円程度)
人工木材の場合は塗り直しは基本的に必要ありません。
ウッドフェンスの場合は高さ1.2mで長さが10mあった場合、大人一人で3時間程度、塗料代8,000円程度です。
これも、人工木材やアルミ・スチールの場合は基本的に塗り直しの必要はありません。

 ただ、人工木材やアルミ・スチールの製品も汚れてはきます。水洗いや洗剤を使った掃除はメンテナンスとは呼びにくいかもしれませんが、製品を10年〜20年〜それ以上使おうとした場合、必要だと思います。汚れは腐食のもとにもなります。

そういった意味では、今は主流の『ローメンテナンス』は掃除も含めた『ノーメンテナンス』ではなく、ちょっとした清掃は必要ですよという事として受け止めておきたいと思います。あと、製品の点検はたまに見ておきたいものです。製品が外れたりしていないか?ネジなどが緩んでいないか?風や雪で破損などはしていないか?などの点検は安心してお使いいただくためにもご自身でも見ておいたことに越したことはありません。

カーポート 141022(2).JPG

 欧米では、『ナチュラルウッド』がとてもオシャレでECO(植林システムがきちんとしている)な素材としてエクステリアで活躍しています。
そしてそのメンテナンスは大人がお子さんと一緒に行うことが多いそうです。その際に、『ナチュラルウッドをこうしてメンテナンスしながら、永く使うことが、地球のためにもなるんだよ。』という趣旨のことを説明して体験させていると聴きます。こうして永く受け継がれていくナチュラルウッドは、もうただのナチュラルウッドではなく、家族の思い出のこもった語れる庭の思い出の一つとなります。


あと、施工した後の部材の供給体制に関しても、ナチュラルウッドの場合は安定した規格(国際規格やJISなど)がありますので、簡単になくなるものではありませんが、人工木材やアルミ・スチールの部材の安定供給にはメーカーの一定サイクルがあり10年くらいで変わることが多いです。

価格はナチュラルウッドの場合でウッドデッキを造ろうとした場合、人工木材と比較すると2〜3倍くらい人工木材が費用が掛かります。


このあたりも踏まえて考えていくと、弊社がナチュラルウッドをおすすめしたくなる理由がお分かり頂けると思います。

5 中庭130813.JPG


                      ONEGREEN シマダ シンイチ





posted by ONEGREEN  at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ご存知ですか?
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