先日、お客様から
『SDGsって時代、ワングリーンさんにぴったりですよね?』って言われて、
考える節がありました。
正直すぐに『そうなんですよ〜』って言えなかったです。
なぜか?
ワングリーンのウッド工事は植林が可能で安定供給品である(SPF材)を使用しているんですが、持続可能な社会のためではなく、
お客さんが後々何かあった時のためにいつでも無くならない、DIYもできて補修もできる素材であるため、という理由が最も高い優先順位だからです。
人工木やアルミなんかも良いのですがどうしても10年しないでモデルチェンジして規格が変わってしまう。
供給もそこで終わる。残念。だから安定供給品が大事なんですって主張して会社の考え方の一つにしてきました。
だからSDGsありきでは無いのです。
たまたまなんです。
その他の素材、コンクリート系やレンガ系も安定供給品を自分たちなりの基準で調べてラインナップしています。
我々は安定供給してくれる素材を『ロングライフベーシックブランド』→『L L B B』とか『LB』とかってよんでいます。
タイルのはこれ、フェンスはこれ、レンガはこれ、ブロックはこれ、ですみたいに。
グリーン(植栽)の工事も素材というのもそうですが、メンテナンスに力を入れてます。
植えて終わりではなく、メンテナンスもしっかりして3年ぐらいするとご近所さんからも定評のある綺麗な植栽が完成します。
でもそもそも
持続可能な社会っていう事を社会的テーマにしなくてはならないこの国、この時代、今までのモラルってどうなのって少し思いますね。
斜めに考えると、今までは持続可能じゃなくて持続不可能な社会だったのねって、、、ちょっと残念です。
ちょっと偏屈かもしれませんが。笑
でもあながち偏屈ではなく、部品メーカーさんや社会の流れって結構『すいません、もう扱ってないんです。』で平気に
対応されてきて我々は困って、それで今ここに至っているんです。
床タイルや外壁は顕著に変わりますね。
『玄関は家の顔』って思いがあるのですが、そこに使われている素材が5〜10年で無くなってしまうなんて。
ぞ〜っ
です。真面目に。
もうちょっとお客さんのこと考えてください。
お客さんはそこも含めて気に入っての住宅なんですから。